タイ旅行に出向いた時の苦い思い出として、ひどい腹痛にみまわれたことが挙げられます。意気揚々と3泊4日の旅に出かけた私でしたが、現地の料理を食べて直ぐに異変に気がつきました。どうやら、お腹を壊してしまったらしく、腹痛が襲いかかってきたのです。一応、出かける前には、薬を持って行きましたが、その効果を得ることはありませんでした。
しばらく寝れば治るかと思いましたが、快方に向かうことはありませんでした。焦った私は、とにかく病院を探しまわることにしました。宿泊先のオーナーからの情報では、タクシーで数分のところに病院があるということでしたので、診察を受けることにしました。外国の診療機関を受診することは初めてのことだったため、何かと驚くことばかりでした。
基本的に日本の診療機関よりも、診療機器などは充実していませんでした。しかしながら、医師の診察については、親切丁寧なものであることは間違いありませんでした。ややもすれば、数時間待ったあげくに数分間の診察で終わるというのが日本式ですが、タイの診察はとにかく時間をかけて診てくれたのでありがたいと思いました。私は、診察を終えると何となく安心した気持ちになりました。
医薬品を出してもらい、それを服用することであっという間に腹痛の症状は治りました。腹痛が治ってからの時間を思い切り楽しんだ私は、タイの良さを改めて実感することができました。親日国としてまだまだ発展してもらいたいです。