死亡率の高い悪性腫瘍や心筋梗塞、くも膜下出血などの脳疾患は自覚症状がないうちに進行していきます。そのため、自分自身は健康に自信があっても、ある一定の年齢は過ぎたら、専門的な身体の検査を受けられる人間ドックを受診することをおすすめします。日本人の死亡原因のトップを占めている「がん」の大半は、人間ドックの受診で発見されることが多いです。人間ドックのがん検査には、通常の会社などで行われる法定検診では見つからない初期のがんも発見して、早期に治療を施すことができます。
がんは、死亡率の高い病気ですが、発見が早いほど生存率は高くなります。また、乳がんや子宮がんなどの婦人科系のがんも早期発見できれば、乳房や子宮を温存して、妊娠や出産をすることも可能になります。急死しやすい脳出血や心筋梗塞も血の流れ具合やつまり具合を事前に人間ドックで調べることで、予防することができます。また、生活習慣病の代表的な病気である糖尿病も悪化するのを防ぐことができます。
人間ドックは、法定検診のように会社や自治体が全額負担ではなく、原則個人で費用を負担しなければいけないのがネックですが、ある一定の年齢を過ぎれば、補助金や助成金が受けられるケースもありますので、自分の所属している健康組合の規定や住所を管轄している自治体に問い合わせてみたほうがよいです。また、がんなどの死亡率の高い病気が発症する年代は、40歳以降が多いため、40代以降は健康に気をつけたほうがよいです。ホーチミンの人間ドックのことならこちら