人間ドックは健康診断とは別物

人間ドックは不要とか、面倒だから受診しないという人がいますが、それは大きな間違いです。最近になってテレビ番組で、頻繁に芸能人の人間ドック検査を放送しているため、普及も進んできています。そもそも人間ドックとは、健康診断とは別物という認識を持っていない人が多いのではないでしょうか。ここに検査の普及の足止めの原因があります。

健康診断はあくまでも基本的な検査のことで、目に見えて大きな疾患がないことを確認するためのものです。対して、人間ドックは健康診断ではわからなかった詳細な検査をすることが基本になっていますから、こちらの検査の方がより病気をとらえられるということになります。例えば、健康診断でも血液検査をしますが、それ以上に細かい検査をすることで、病気の早期発見ができます。これは健康診断では限界があり、病気に対しての一番の措置といわれている早期発見ができません。

現代の医療は治療と検査において、ほとんどは血液検査で発見されるといっても過言ではありませんが、それほど信頼のおける検査が必要な年齢になっても受診しないとなると、あとあとになって大きな病気になってから見つかることになります。病気にならないことが一番であることはいうまでもありませんが、全く病気をせずに一生を終えることはとても難しいことです。仮に病気になりかけたとしても、軽度や早期の発見で事なきを得れば、これ以上の治療はありません。そのための人間ドックであることを理解する必要があるのです。

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