人間ドックではPET-CT検査の受診を選択できます

人間ドックの検査の中では、それぞれの医療機関によって最新の医療機器が導入されています。最近の流行としてはPET検査というものがあって、X線検査などの画像検査では発見することが難しい悪性腫瘍についてPET検査であれば見つけることができます。PET検査を項目として含んでいる人間ドックを受診するときには、費用が20万円から30万円となりますので高額な料金となることを把握しておく必要があります。PETは解剖学的にどの部分にがん病巣があるのかはっきりわからないところがありますので、CT検査と組み合わせて検査を行うPET-CT検査ががんの発見に高い効果があると期待されています。

医学的な見地から判断すると腫瘤を作ることがない白血病であったり、胃がん、腎臓がん、前立腺がん、肝胆道系のがんを発見する方法としては有効とは言えませんので、どこの部位のがんを発見したいのかによって検査を受けるかどうか考えたほうが良いでしょう。白血病の検査をするときには、血液検査が標準的な検査となります。胃がんの検査を行うときには、バリウムを飲んで調べる胃透視検査が標準的なものとなっており、バリウムを飲むことが苦手な方の場合には胃内視鏡検査を受ける方法もあります。肝胆道系の検査としては、腹部超音波検査が一般的で飲酒を長い期間継続的に行っている方や脂肪肝の人は人間ドックの検査項目として含めることが望ましいと言えます。

腎臓から膀胱あたりまでのがんは、尿検査によって発見を行います。

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